腰部の異常の発生のメカニズム(いわゆるぎっくり腰など)
1.利き手の癖による使用傾向
2.感染症
3.筋疲労
4.その他
1.利き手の癖による使用傾向
通常人間は8割まで右利きと言われています。
右利きは、何かの作業の時に、左足を前に出し右足を後ろに引いた姿勢で作業します。
2.感染症
呼吸器系の感染症で横隔膜に異常をきたし、その結果大腰筋が正常な状態で無くなり、腰椎の変位につながる。
3.筋疲労
脊柱・体幹を酷使すると、背筋が過緊張等の異常を生じる。
そのため、背骨や骨盤に問題が発生する。
4.その他
外傷、あるいは内臓の異常等で背骨が異常を起こす事がある。
腰部の症状の考え方
いわゆる腰痛症は、カイロプラクティックでは
1.腰椎の症状
2.骨盤部の症状
と分けて考えています。
バイオメカニクス的には相互に関連があり個別の症状としては扱いませんが、異常の調べ方としては別物と考えています。
1.腰椎の症状
一般的なカイロプラクティックでいうサブラクセーション(骨のズレ)の治療が主になります。
骨格を形成しているものは骨・関節包・靭帯・筋肉などがあり、どの部位の異常でも症状は発生します。
これらの異常部位を、それぞれ調べます。
2.骨盤部の症状
骨盤の関節には、後方の仙腸関節と前方の恥骨結合があります。
それぞれの関節の異常に特有の症状があります。
これらの症状を個別に調べます。